EF59形電気機関車

 EF59形電気機関車は山陽本線 瀬野〜八本松間の通称「セノハチ」と呼ばれる勾配区 間で補機として活躍していました。EF53形(19両)とEF56形(5両)から改造されたタイプが あり、総勢24両が瀬野機関区に配属されていました。全機とも歯車比変更の他、下関側に は前面窓下が警戒色としてゼブラ塗装され、東京側には空気管付き密着自動連結器と連 結器自動開放装置が取り付けられていました。
 トンネル近くに寝袋で寝泊りしたり、テクテクと瀬野から八本松まで歩いたことを思い出し ます。貨物列車・荷物列車も多く、しかも補機にEF59と良い時代でした。

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