EF60・EF61形電気機関車

 EF60形はED60形と同じMT49形直流直巻電動機を搭載した新性能直流電気機関車です。総括制御機能はないものの 出力は2,340KWあり、EH10に引けを取らない力もちです。試作機が2両と1次量産車〜5量産車そして寝台特急牽引用 として登場した500番台に分類され、1960年から1964年までに143両が製造されました。1986年11月に定期運用がな くなり、ほとんどの車両が国鉄時代に廃車となっています。EF61形はEF58形の後継機として投入された機関車ですが、 動力近代化計画によって電車化が推進され1961年にわ ずか18両しか生産されませんでした。また形式的には同一機種ではありますが、瀬野〜八本松補機用としてEF60形 から改造された200番台が8両存在します。  

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